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フェアートレードとやら

フェアートレードとやらの勉強会に行ってきました。

???

おもしろくなかった。全く。

いや、最後の講師の受け答えは、おもしろかった。

主催者が、「じゃ、25年前のフェアートレードは、失敗だったと、

結論づけるのですね。?」

講師「共同組合を作って、直接買い付けるという意味ではそうです。
失敗ですね。今きれいなこと言ってやってるところも、本当は、
グッチがやっているように、現地に工場作って、直接管理している
のですよ。なぜなら、共同組合方式は、必ず破綻するのです。
だれかが、お金もっていったり、機械売り払ったり・・・

ただ、わたしが、バングラディシュに居た25年前にも、ぼくたちは、
フェアートレードと意識していたわけではないのですが・・・

元々、フェアートレードという言葉さえなかったのですから。

だから、物を売るということではなく、保健衛生のための広報とかだと、NGOの活動の意味があるのです。このNGOという言葉もなかった。」

http://www.shaplaneer.org/

シャプラニール 元代表の斉藤千宏さんが講師でした。

参加者は、大学生らしき人が、9割だったのですが、学生時代を、
思い出させるような、最初は数字の羅列。人口とか、識字率とか・・・
眠くなりました、いえ、寝ていました。だって、数字は自分でも
調べたかったら、調べられるもん。

それより、最後の、15分ぐらい、質疑応答と言っても、ひとり、
ふたりしか手が挙がらないので、斉藤さんが、サービスして、
どんどんしゃべってくれた。本音で。

だって、フェアートレードの勉強会で、

主催者は、何とか、脱線せずに、「フェアートレードがいい」
もしくは、もっと、極端に「フェアートレードしかだめ」になんとか、
導きたそうな雰囲気の質問。

斉藤さん、たじろがず、「フェアートレードは、失敗でした。
トレードは、NGOになじまないし、直接生産者を組織してと、
きれいなこと言ってるところも、結局、工場作るのと、いっしょ。
つまり、グッチと・・・」

明快です。本音です。

あと2つ

斉藤さんが、25年前手工芸品を売っていた時、
何が役に立つのか3年間ぐらい議論したそうです。

だって、彼らに作ってもらったものは、所詮外人にしか売れない。
つまり、国内に市場がないことと(食べるのに精一杯)、だから
外人のチャリティに期待する以外にない。

ただそれは、結局、彼らの自立とは、相反する。たくさん作り続ける
わけにはいかない。つまり、チャリティこころのある外人がいないと、
成立しないし、作れば作るほど、チャリティでの購買に、期待が募る。
自然な流れではない。であれば、物がなしのチャリティだけでも、
同じではないのか?

外人に物を買わす慈善事業にすぎない。

わたしが、すごいと思ったのは、この3年間のところなのです、実は。

難民の仕事をしていた私たちには、この時間の余裕はなかったなぁ、
と想いだしたのです。ただ、余裕があったからよかった、とか、
そういう問題ではなく、あったって、結局同じとは思うのですが、
ちょっと、うらやましかっただけなのです、
ほんのちょっとだけ。

本論に戻りますと、

じゃ、チャリティはいやならどうするのか?ですが・・・

いいなぁと思えるものを提案する。
つまり、ビジネスの原理です。

QUALITY CONTROLE(品質管理)
納期も守ってもらう等、のことです。

すると、外国に出稼ぎにいったバングラディシュの人や、
海外に脱出した人たちが、一時帰国した時に、おみやげとして、
買っていくようになったのです。つまり、外人のチャリティにのみ、
おんぶしなくても、ものやデザインが、良くなると、自国の人たち
までもが、おみやげとして、買ってくれるようになったのです。
これで、継続的な、サークルが回り始めたのです。

このターニングポイントになった作品が「ノクシカタ」です。

http://www.shaplaneer.org/crafts/noksikata.htm

もうひとつは

斉藤さんが、おっしゃることに、まさしくその通りと思ったのは、
斉藤さんが、バングラディシュに赴任されていたとき、日本から、
お金はほとんど送られてこなかった。だから、いやでも、現地で、
人的コネをつくりなんとか、やっていかないといけなかった、と。

でも、これが、よかった。

ACCOUNTABILITY(いわゆる説明責任)なんてことばもなかった
ころなので、今なら大変でしょう。だって、お金たくさんもらえば
もらうほど、レポート書かないといけなくなるし、そうなると、
現地にいるのに、日本のほうばかり見て仕事しないといけなくなる。

その通り。

楽や、便利や、お金ないほうが、ほんとうは、充実してるのかもね。

注「外人」が気に入らない方は、ややこしく、「非自国民」とか何とか
適当にやって下さい。わたしは、こだわりませんので、そんな
小さなところには・・

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