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電車に揺られながら -2-

こころは、千々(ちぢ)に乱れ

何があったのか、さっぱりわからず、

あの、よくしゃべる、

比較的いつも冷静な母が

極端に口数が少なく

要領を得ない


それで、状況が切迫していることが、

よけいに、よくわかる


父が死ぬのはいつでも自由だが、

なぜ、今なのか

あまりに、突然だ

いや、死ぬとは限らない、だが

あの母の反応は??

そんなことを思いながら、

最寄の駅に着いた


改札を通りながら、

母親のケータイに連絡をした



  「今、駅に着いたよ」

「もう、弟と八木医院まで、運んだから、そこに来て!!」


「早く!!」


    
「うん、わかった。」



駅から、約10分

八木さんの駐車場に母と弟の姿があった

車のドアーが開いたままで、

ふたりは、寒空の下

所在無げに突っ立っていた


遠目ではあるが、

少なくとも、ぼくにはそう思えた



でも、父の姿はなかった



漆黒の闇が、もう、すぐそこまで迫っていた




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コメント

んんん・・自分のことのように感じます
私には母も父ももう居ません、女房も30代の若さで
他界、次は自分の番でしょうが天から与えられた期間は
お釣りの無いように使います。
読者登録ありがとうございました、こちらもさせていただきます。

投稿: 右の脳しかない館長 | 2008年2月17日 (日) 11時12分

こんばんは!
何か、ハラハラしますね 。。。
私は、父が病院に運ばれた日、南館と聞いて駆けつけたら、そんな棟はありません、と言われたり、
家に帰ったら、食器洗いスポンジが、ゴミ箱に捨ててあったり(私が捨てたみたいなんですが)、
とにかく気が動転してました。

投稿: Coup | 2008年2月13日 (水) 21時41分

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