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止揚学園 訪問記-悪口言ってた人は、敵ではなく味方やった-

K  
今日は みなさんに おすそわけ
止揚学園の 福井達雨 さんにお会いして来ました。
朝 10時半に 到着 午前中 に 園の説明を受け 
みんなで お昼を一緒に 食べました。
「子どもの笑顔を消さないで」
という歌もみんなで 歌ってくれました。

担当してくださったのは 東館さん
女優の貫地谷しほり さんに似た 美人さん
タオル や 洗濯 の話
大学に 講演に 来られた 福井さんが
障害者の人の気持ちなんか みんなわからない と
なぜ そんなに 言い切れるのか? といぶかった
生意気だったころのこと・・・・・

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ところで 福井達雨さんは 
田村一二さん(茗荷村見聞記・一麦寮) 
糸賀一雄さん(近江学園) 
とともに 日本の福祉の父と言われている方です

福井さんからは 池田 太郎さん のお名前も出ました
いずれも 日本の社会福祉の礎を築いた 人たちです
そして 現在 ご存命なのは 福井さんだけです

福井さんと子どもたちとの出会いは 50年前に遡ります

止揚学園設立の頃、障害児といっても多くの人は関心を示さず、
国の取り組みも貧困でした。 そんな時に、福井 達雨
(止揚学園リーダー)は4人の知能に重い障害をもった
子どもたちと出会いました。

その中の1人は牛を飼わなくなった小屋の
土間に掘った穴の中に入れられていました。

「何て、ひどいことをしているんや」たまらなくなって
怒鳴りつける福井に母親は、涙を流しながら訴えました。

「怒りを感じられるのは当然と思います。でも、
この子を外に出すと、皆がからかったり、石を投げたりします。
車の前に走っていっても、誰も止めてくれません。

この穴の中に入れている時だけがこの子の生命を守れるのです」
 
それを聞き、(この子を穴の中に入れざるをえないように母親を
追いつめたのは、心の冷たい日本人なんや

その日本人の中に私もいた
私もこの子どもを穴の中に入れた1人なんや)と、
福井はドキンとしました。
そして母親に必死になって謝りました。

こうして、1962年差別をしてきた私たちが
差別をされた人たちに謝ろうと止揚学園が生まれました。

施設をつくる時、ほとんどが「可哀想な障害児の天国をつくって
やる」と、優越感の中で慈善事業を行い自己満足をします。

しかし、「差別をした私たちが謝りつつ、
障害をもった人たちと歩む」という考えもあります


止揚学園 HP より 転載


この止揚学園では、タオルには名前は 書いてありません
その代わり 名前は ひとりずつ すべて 刺繍してあります

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この学園では 洗濯は いそがしいです。
なぜなら 洗濯板を使って 手で するからです。
東館さんの 手も あかぎれが いっぱい

なぜ?

そのほうが 子どもたち といっても 今は みんな 
40、50歳になっていますが 何かが伝わると思うからです

やっぱり 手で洗うと違うんです  

34名の 園生の ほとんどが 30年 
40年を ここで過ごしています。
スタッフも 34名います。
 
お昼は 今日は 春巻きのでかいの 
僕は 4つも もらいました。
ソーメンの節の入った 味噌汁 と 大根短冊切り 
園で育てたレタス ミニトマトサラダ
そして とりたての いちご

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午後からは 福井さんの 出発時間 5時ぎりぎりまで 
お話いただきました。
そのなかで おすそわけ

「弱いことは すてき」

「強いものは、弱いものを守れる強さを」


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政府も教育も福祉も 全部おかしい
官僚とか 賢いと目される人たちは 高慢に
そして、高慢さ が 弱いものを作る
(弱い存在を作ることで 自分たちの優位性を際立たせる)

派遣切りの人を福祉に廻すのはおかしい
福祉はささげるという志がないとできない
派遣の人を廻すのは、強者の理論で、
つまりビジネスとして黒字を生むように・・・
福祉で 儲けようとするのは おかしい
福祉というのは 赤字でよい 赤字を作るのが 福祉
そして 国が 行政が 補填すればよい

明快でしょ そうなんですよ その通りなんですよ
なのに 国ですら ハンディのある人にも 対等に 
黒字になることを要求してくる
でも、能率や できることが違うから 無理ですよね
同じ 経済の土俵で やることなんか
だから、福祉は 赤字でいいんです
そして みんなで 補填する

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バリアフリーもうそばかり
最寄の 能登川駅新しくなったんですって
前は ボロッちくって
駅は、もちろん 1階だし 改札に 駅員さんがいて 
切符売ってくれて パチンしてくれて
そして、中に入ると すぐ プラットフォーム 
園から 全部で 30分もあればよかった。

バリアフリーになって、2階建ての 大きな水車を模した 
コストも背も高そうな かっこいい駅舎に
エスカレーターも完備 でも園生は、危なくて乗れないから 
階段の裏の どこにあるかわかりにくい エレベーターへ 
これも ボタンが押せないし、一人二人づつしか 乗れない
やっと 2階に たどりついても 駅員はいない 
機械を 相手に 切符を買わないといけない

どこにお金を入れるのやら 
いくらかかるのやら 駅員はいない
切符を買えても また、改札が通れない 
あの狭い空間は 通れない
そして、また、プラットフォーム へ 降りなければいけない
またまた 大騒動 何が バリアフリーなのか?
今は 前と比べて 倍以上の時間がかかる はめに

すべてが 強者の論理である。
できる人にとっては便利になったのであって
決して 弱者にとって ではない

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まだまだ 言いたいことがあるのですが
福井さんに 本にサインしてもらった 言葉より

「やさしい心から 希望や忍耐が生まれます」

「小さなことに 大きな愛を」

「やさしい心は すべてを 活き活きと 生かす泉です」

「はげしくて きびしくて あたたかくて うつくしいものを」

「ゆっくり 歩こうな 見えないもの 美しいもの 
優しいものが 見えてきます」

 

これは 福井語録 -きょうのメモからー

「僕は 弱虫 だから仲間がいた つぶれたらアカンと
言ってくれる 友がいた」


「最近 尊敬しますって 言われるけど 穴があったら入りたい」

「僕はあほやから すぐあやまった」

「いまでも 僕も 迷える子羊ですよ」

「いっぱい悪口言われたけれど 今はわかる
悪口言ってた人は 敵ではなく 味方やったなあ
おかげで 進んだ 前進した」


「完璧はだめ でも 確実はできる 失敗の繰り返し
継続が確実を生む」


「えらい人より りっぱな人として生きる」

「老人がいると 時間が ゆっくりする」

「~~のために ではなく ~~とともに」

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また 来てね~ バイバイ」と言っているようですね

ほかの写真は 
ガリレオ日誌http://galileo.way-nifty.com/
ガリレオクラブHPhttp://galileoclub.org/ にあります
  

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